- 交換費用をなるべく安く済ませたい、
- ガス給湯器 自分で取り替えは無理と思っている。
- 調子が悪いけどだましだまし使っている。
- 業者に見積もりしてもらったが、未だ検討中
- なんとかDIYで交換を検討している
こんな悩みの方に見て欲しい内容です。
記事を書く僕は住宅機器メーカーのアフターサービスマンです、
取り付け施工、 修理などで毎日いろいろなお宅に訪問しています
この仕事をして16~7年になります、ガス給湯器交換には資格が必要です。
今回 壁掛けのガス給湯器の交換をしたので、注意点などを記事にしてみました。
僕は仕事上、ガス可とう管接続工事監督者という簡単な資格を持っています
ガス給湯器は自分で交換可能か?
⚠️ガスの接続は資格が必要です。
業者でないかぎり、持っている人は少ないかと思いますので、ここは近くのガス屋さんを手配しましょう
それ以外の作業はDIYできますのでガスの接続のみガス屋さんを呼べば大丈夫です
(都市ガスとLPで必要な資格が違います。一般財団法人日本ガス機器検査協会のホームページなどで確認できます)
今ついている給湯器と同じ型を選ぶのが⭕️
・湯量をあげたい(同時に二箇所以上でお湯を使用時 不便を感じる)
・機能を増やしたい (追い焚きや暖房機能など)
・設置場所を変えたい
などの場合は別途工事が必要、ガスメーターの変更が必要などが絡みますので業者にお願いした方が良いです。
現状で特に不満がなければ同じ型を選びましょう。
DIYでは戸建ての屋外壁掛けタイプなら出来ると思う
DIYでは難しいタイプもありますが、戸建屋外壁掛けタイプは一番簡単なタイプです
DIYが得意な方であれば交換できると思います。
同じタイプや機能を選べば 給水、給湯、追い焚き用ペアチューブ、リモコン線などを単純に新しい物に繋ぎ直すだけだからです。
ただし接続する配管が鋼管や銅管などで接続位置が変わったり長さが足りないなどの場合は継手などの部材を用意する必要があり、この場合 難易度が上がってしまいますが、部材はホームセンターなどで揃えることが可能。
逆に配管の接続に必要な部材を自分で用意できそうにない場合は、業者にお願いした方が良いです。
自分で交換するメリットや注意点
メリット
自分で交換する最大のメリットは安くすむ事ですね。
器具自体もネットやホームセンターなどで買うことができるので、一番安いところを探してみてはいかがでしょうか
注意点
・配管の接続不良により水漏れを起こせば自己責任です。
・1日で交換できなければ、その日はお湯が出ません。
・ガスは資格が必要な為、ガス屋さんを呼ばないとダメ
・ある程度配管の知識が必要
・ある程度いろんな工具が必要
給湯器の種類や規格は?
取り替え前の確認事項です↓
設置タイプを確認
壁掛けタイプ 壁に掛ける形で設置されていて下から配管が接続されているもの
据置タイプ 地面に置く形で設置 器具の横から配管が接続されているもの
PS設置タイプ 集合住宅などのパイプスペースに設置されているもの
何号?か確認する (給湯能力)
給湯器は号数で給湯能力が分かれています。
1分間に出せる湯量(リッター)の数字です
16号 一度に複数箇所で使わない
20号 ↕︎
24号 家族が多く 複数箇所でお湯を使用する
本体のどこかにステッカーが貼ってありますのでそれで確認できます。
ガス種を確認
当たり前ですがガス種を間違えないよう気をつけましょう
器具は都市ガス用 LP用と2種類あります
家のガス種にあった給湯器を購入してください
機能の確認
・追い焚き機能
・暖房機能
などの機能を確認します。
配管の種類を確認
給湯器に接続されている配管の管種を(湯・水)確認します。この時自由に動かせるフレキ管などで接続されている場合は特に必要な配管部材はないです。パッキンやシール材のみです
銅管や白管(鋼管)の場合は継手などを交換し接続しなければいけない事がほとんどなので、適合する部材を別途用意する必要があります。管材のネジの径(1/2や3/4など)ネジの種類(テーパーネジR 平行ネジG)などある程度知識が必要となります。
交換方法
参考動画
先日DIYで交換した給湯器の交換作業を動画で撮りました
給湯器の交換がどんな感じか参考にしてみてください⬇️
必要な道具
・インパクトドライバー 器具の取り外しや固定
・モンキーレンチ 配管 外しと接続
・パイプレンチ 配管外しと接続
・プライヤー 配管外しと接続
・コーキング コーキングガン ねじ穴補修
・カッターナイフ 開梱や保温材のカット
・水平器 器具設置
・作業手袋
※給湯器の種類により他に必要な道具もあります
まとめ
給湯器の交換はDIY初心者では難易度が高いですが、タイプにより出来なくもないといった感じです。
給湯器自体もamazonなどで安く買えますので自分で交換すれば費用は確実に安くすみます
ただしガスの接続はガス屋さんにお願いしたとしても、自分の施工要因で給水や給湯など接続箇所からの水漏れにより二次被害が起きる可能性は十分にありえます。
リスクなどよく検討しチャレンジしてみてはいかがでしょうか
参考にしていただけるとうれしいです。ありがとうございました
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