最近 しっかりと閉まらない ポタポタ水漏れする
ハンドルが急に固くなった
修理や交換したいけどどこへ頼めばいいかわからない。
自分で修理や交換はできるか?
こんな疑問に回答していきます
記事内容
- 蛇口の耐用年数がわかる
- 修理や交換を依頼する一番良い方法がわかる
- 自分で修理する場合の方法や道具
- まとめ
記事を書く僕は住宅機器メーカーのアフターサービスマンです、
取り付け施工、 修理などで毎日いろいろなお宅に訪問しています
この仕事をして16~7年になります、蛇口に関しては給水装置主任技術者と言う国家資格を持っています
蛇口の耐用年数は?
まず蛇口でトラブルがあった場合、修理や交換を検討する前に大切なのがどのくらい使用しているかになります。一般的な家庭用水栓の耐用年数は平均で約10年です。日本バルブ工業会や水栓メーカーの取説などに記載されています。使用頻度や使用環境、使い方などで耐用年数は変わりますが目安として10年使っていたら交換を検討し、10年未満であれば修理で処置するのが良いでしょう。
実際、僕の経験上ですが、10年以上使用しててもも修理する方は多いですね、ですが部品交換などで修理してもすぐにまた別の箇所が壊れたという事例も少なくないです。この場合修理費が倍になります。なので10年近く使用の場合は僕も交換をオススメはしています。
修理や交換を依頼する一番良い方法
修理依頼の場合どこにお願いするの?
修理を依頼する場合、水栓メーカーに依頼するのが、確実です。
水栓メーカーは国産でもたくさんあるので今自分が使っている水栓のメーカーを確認する必要があります。確認方法は一番は取説があれば良いのですが、ない場合は刻印や品番などのシール等が本体に貼ってあるのでそこで確認します。主なメーカーとしては、
- toto
- kvk
- mym(現在は無くKVKで対応しています)
- SANEI
- ミズタニバルブ
- タカギ
- KAKUDAI
- LIXIL
- INAX(現在は無くLIXILで対応)
などがよく見るメーカーですね、可能であれば型番がわかると尚よいです。
水栓のメーカーがわからない場合はその水栓が付いているキッチンのメーカーを確認します、扉や引き出しを開けたところにカスタマーサービス等の連絡先の記載があります。
- タカラスタンダード
- クリナップ
- TOTO
- LIXIL
- ヤマハ
などがキッチンメーカーです。
よくある間違いですが、キッチンメーカーと水栓メーカーは違うことが多いです、例えば、タカラスタンダードのキッチンにKVKの水栓が付いているとかです
キッチンメーカーも確認できなければハウスメーカーや管理会社などに頼みましょう
最終手段でポストなどにマグネットの広告で投函される水道業者などです
水回りの修理は専門的な知識が必要な為、稀に悪徳業者に依頼してしまい高額な請求をされている方も多くいらっしゃいます。。また必要のない本体交換 工事まで見積もるところもあるので自分で修理業者を探す場合は注意が必要です。
交換依頼の場合どこにお願いするの?
交換依頼する場合はキッチンメーカーになります、これはそのキッチンに対応した オススメの水栓メーカーや型番を案内してくれるからです、
水栓のメーカーに依頼すると交換対応可能ですが同じメーカーででしか対応できないです、例⭕️TOTO→TOTO ❌TOTO→KVK
又は、費用をかけたくない場合ホームセンターも良い手段だと思います。商品がかなり値引きされていますね
自分で修理する
いざ蛇口が壊れた時 自分で何んとか修理できないものか考える方も多いのではないでしょうかこれは経験がある方やDIY好きな方にはオススメできますが、やはり知識と技術を要しますので安易にいじるのはやめておいたほうが良いです。費用的には自分で直したり交換できればかなり安く抑えられますが 道具や時間がある場合に限ります蛇口を修理 交換しようとするとそれなりの道具や材料が必要になってきますのでそれら道具などから調達となると業者に任せたほうが断然安くて早いです。
道具や時間があり興味がある方はyoutubeなどで検索すると沢山参考になる動画が沢山あります 絶対に出来ない、免許が必要ではありません双方のメリットやデメリット リスクなどを比較し検討してみてください
参考 止水カートリッジ交換方法
いちばんよくある修理ですね、ハンドルが硬い時や止めてるはずなのにポタポタ水漏れする時は止水カートリッジを交換してください。カートリッジは消耗品ですので蛇口を使う頻度によりますが絶対交換が必要な部品です。良く言われるパッキン交換と同じです。部品(カートリッジ)は量販店、ホームセンターなどで5〜7千円前後で購入できます、
1:水を止める 部品を外すため元栓を締める必要があります、キッチンシンク下の止水バルブを締めるか、水道メーターの家全体の止水バルブを締めるかになりますね。キッチンシンク下の止水バルブは湯と水2つありますので2つ締めてください。この時、止水栓の仕様によって マイナスドライバー又はコインなどが必要になる場合があります
2:ハンドルを外す メーカーによって固定方法が違います、主にはめ込みかビス固定です この時 ドライバーや六角レンチ、などが必要です
3:カートリッジ押さえ(カバー)を外す このカートリッジ押さえは経年により固く外しにくく固着していることがあります。無理をすれば逆に蛇口を壊してしまう可能性大です、この時 モンキースパナ、プライヤー、パイプレンチ、固着してた場合は潤滑剤(ラスペネ、556)などが必要です モンキースパナなどで回して外すメーカーが多いです、回す時は本体が一緒に回らないようにしてください、回ってしまった場合配管部の水漏れが起きることもありますので注意が必要です。この工程がいちばん大変ですができればあとは簡単です。どーしても外れない場合は無理せず本体交換を検討してください。
4:カートリッジを取り替える カートリッジは向きがありますが 接地面(裏側)に突起が出ていて一方向にしか取り付かないようになっています
逆の手順で組み直す 組み直す際 部品を綺麗にクリーニングすると良いですね、ハンドルの裏側とかすごく汚いですよ
参考2 キッチン 水栓交換
参考3 浴室サーモ水栓交換
まとめ
DIYで修理できれば、費用は最小限で済み、長く使うことが可能です。費用をなるべくかけたくない方やDIYが得意な方は、業者に依頼する前に一度チャレンジしてみるのも良いですね
コメント