・ビルトインコンロまたはオーブン(コンベック)だけ交換したい
・工事内容が知りたい
・DIYで交換できるか?
👆こんな感じの内容です。
記事を書いている僕は住宅設備メーカーのアフターサービスの仕事をしています。キッチンの取り付けや水栓の修理など色々な現場に訪問しています。17〜18年位やっています。
ガス可とう管接続工事監督者という簡単な資格を持っています。
コンロとオーブンをご使用のユーザーよりコンロだけや、オーブンだけの交換可否をよく聞かれるのでご紹介します
ビルトインコンロまたはオーブンだけの交換はできるのか?
結論できます。
極端に古い機種や海外製などではないかぎりどちらか片方だけの交換ができます。
国産のガスコンロメーカーはリンナイ ハーマン ノーリツなどになります
交換条件は片方のみの交換の際は今使っているメーカーのものに限定されます、コンロとオーブンを専用のガス配管部材で接続する必要がある為、メーカーが同じではないと部品が合わずコンロとオーブンを接続できないからです。
例)今使っているのがリンナイであればリンナイのコンロまたはオーブンを選ぶ必要があります。
交換に必要なもの
1、交換の際はガスの接続が必要ななため資格が必要です。
2、交換するコンロまたはオーブン。(メーカー ガス種 などに注意)
3、コンロとオーブンを接続する専用部材 (メーカーや品番によって色々あります、適合するものを選択する必要があります。)
既存の接続キットは再利用不可です、ガス漏れの原因となる場合があります。必ず新しいものを手配しましょう。
4、工具
交換手順 Rinnai (コンロだけ交換例)
今回はリンナイのコンロのみを交換します。既存機種はコンロがRB 31A M 2H 2S-BL オーブンはRBR -S 14C-1sです。交換コンロはリッセと言う機種になります。
STEP1
ガスオーブンの下の蓋を開けます 上に持ち上げながら引くと開きます。
中にあるガスコックを閉めます。(オーブンを交換な場合は外します)
STEP2
コンロの火種用乾電池を取り出します
STEP3
ごとく バーナーキャップなどを外します
STEP4
トッププレート固定ネジを外してトッププレートを外します。(固定ネジはグリル排気口カバーの下の左右にあります。)
STEP5
グリル排気口を外します。ねじで固定されています
STEP6
接続口カバー(連絡管カバー)を外します。
STEP7
補助ダクトを外します。
STEP8
本体後板を外します。
STEP9
ドッキング用連絡管を固定ねじを外し押さえ板を回転させ外し引き抜きます。
STEP10
コンロとオーブンの固定ボルトを外します 左右二箇所
STEP11
コンロサイドカバーを外します。
STEP12
コンロの固定ねじを緩めて コンロをキッチン天板より引き抜きます。固定ネジは四箇所あります
STEP13
開口部をクリーニングします。今回はオーブンは再利用するので配管部にゴミなどが入らないように養生します。オーブンの交換の場合はここでオーブンを入れ替えます。床に養生をひいて アジャスターボルト(前二箇所)を緩めて前に引き出します。電気配線やガス配管を痛めないよう注意して引き抜きます。
STEP14
新しいコンロをはめ込みます。
STEP15
オーブンと接続の場合いらないパーツを外していきます。
👆グリル排気口を一旦外します。このパーツは最後に取り付けます。
STEP16
後は 新しい接続キットで外した時の逆の手順で連絡管の接続と後ろ板などをつけるだけです。
ガス漏れのチェックや試運転などをして完成です👏👏👏
まとめ
コンロだけやオーブンだけの交換は意外に問い合わせが多いです、今回のようにメーカーをそれえれば交換可能です。他にもオーブンを撤去しキャビネット(収納)にするなどの専用キャビネットなども販売されています。今回はコンロだけの交換のご紹介でした。参考になれば嬉しいです。ありがとうございました
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